この人の最期について、大きな衝撃と感銘を受けた人はたくさんいるだろう。私もその一人だ。
先月入稿された週刊誌記事として紹介されていたものをテレビで観た。金子さんがいつもの笑顔で、新しいパソコンの購入を明かし「自分への先行投資」と。。
お墓も戒名も用意し、葬儀の準備も進め、自らの死期を感じ取る中で、最後まで「生きる」ことにベストを尽くした金子さんの心意気に、私は死についてのひとつの答えを貰った気がする。
心やさしい金子さんのこと、後から死への入り口にたどり着く人たちのために、心配しなくていいよと、限られた時間の中でも時間を有効に使い、残りの一秒まで前を見て生き抜きましょうと。それが人生の醍醐味ですよと。強烈なメッセージを送ってくれたのではないだろうか。
少なくとも私はそう受け止めている。
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