平成24年7月18日 泉田知事定例記者会見要旨より
「原子力発電所下の活断層等について」の質問・回答を抜粋
※文章中の色付けや文字サイズ変更は、ブログ管理人が編集しています。
Q
志賀原発の下に断層があるのではないかという話がありますが、また
大飯原発の方でも新たに問題が出てますがそれに関する見解と、県の方でもF-B断層がもう大丈夫だという話が出ていますが、やはり
こういう大飯原発等の新しい話が出てくるとやはり調査が必要なのかどうかとか、知事はその辺はどのようにお考えでしょうか。
A 知 事
これは
前からお話しているとおりですが、県内の断層がどうなっているか、しっかり調査をしていただきたいと思っています。
他県の所は経緯を知らないのですが、報道されている所だけを見てあえてコメントすれば、今まで何をやっていたのかという感じはぬぐえないですね。
Q
また調査していただきたいというのは東電、それとも県の技術委員会。
A 知 事
技術的なところはまず技術委員会で判断してもらう必要があると思います。
技術論を知事に聞かれるというのはちょっと違うのではないかと思います。
Q
県の技術委員会が新しいメンバーを加えて初めて開かれるのですけれども、これに対する受け止めと今後期待することを伺います。
A 知 事
柏崎刈羽原発の安全評価は議題になっていないはずです。
今やらなければならないのは、福島原発で何があったのかという検証作業です。それに伴って
対策というのがそもそも取れるのかどうかということを考えなければならないということです。まず、福島原発の検証しかやっていないので、これをしっかりやっていただきたいと思っています。
Q
原子力安全・保安院に出席を求めたけれども欠席されたということなんですけれども、この点についてはどのようにお考えでしょうか。
A 知 事
事後報告を受けたのですけれども、
保安院は説明する気があるんでしょうか。どこまで(の役職まで)上げての判断だったかが大変関心のあるところです。
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以上が18日の記者会見の内容。
下記に、関連ニュース・情報を貼っておきます。
柏崎・刈羽原発は活断層上に建設されている!東京電力は柏崎・刈羽から撤退せよ。原子力資料情報室
http://cnic.jp/modules/news/article.php?storyid=551
柏崎刈羽原発は活褶曲(しゅうきょく)上にある。「真殿坂断層」が動いた!原発耐震偽装(中越沖地震-柏崎刈羽・浜岡-東海地震)提供:福島老朽原発を考える会(ふくろうの会)
http://fukurou.txt-nifty.com/jisin/2007/08/post_d05f.html
原発建設における特殊な活断層評価―変動地形学の視点から[渡辺満久]原子力資料情報室
http://cnic.jp/modules/news/article.php?storyid=594
原子力安全・保安院の活断層隠し 環境と原子力の話
http://homepage3.nifty.com/ksueda/jishin2.html
柏崎刈羽原子力発電所「活断層の連動に関する補足説明」平成24年3月12日 東京電力株式会社
http://www.nisa.meti.go.jp/shingikai/800/26/2_004/4-3.pdf
柏崎刈羽原子力発電所の耐震設計における活断層評価 2007年8月 東京電力株式会社
http://www.nsc.go.jp/senmon/shidai/taishinpjc/taishinpjc003/siryo3-3.pdf
【図解・社会】柏崎刈羽原発周辺の主な活断層(2012年4月)
http://www.jiji.com/jc/v?p=ve_soc_energy-genpatsu-kashiwazaki20120425j-05-w320
柏崎刈羽原子力発電所敷地周辺の活断層の連動を考慮した地震動評価について 平成24年4月25日 東京電力株式会社
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/images/handouts_120425_03-j.pdf
<柏崎刈羽原発>「活断層」認める報告書 東電が異例の撤回
混沌の時代のなかで、真実の光を求めて
http://blogs.yahoo.co.jp/kyomutekisonzairon/53540693.html
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